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インド6都市に行って気づいた日本の観光ビジネスとの違い【インバウンドビジネスを考える】

  • 小泉 将貴
  • 4月19日
  • 読了時間: 4分
バラナシの夜 竹下通りのように混雑していた
バラナシの夜 竹下通りのように混雑していた

こんにちは、小泉です。僕は昨年2024年の後半にインド6都市(デリー~コルカタ)に一人旅で滞在したのですが、その経験をもとに、「インドと日本の観光ビジネスの違い、気づいたこと」を紹介していきます。僕は旅が大好きで、2024年はインド、バンコク、天草(熊本) 、大阪などに行きました。(大阪は出張)



インドについて、ざっくり説明 

現在総人口が約14億人(日本の約14倍)となっており、中国を抜いて世界1位のようです。面積は日本の9倍弱あります。インドはとっても広いんです。


僕は、2週間で6都市(デリー⇒ジャイプル⇒アグラ⇒バラナシ⇒ガヤ⇒コルカタ)をまわりました。距離としては約1300kmで、だいたい東京から北海道ぐらいまでの距離にあたります。


ざっくりインドを紹介したところで、観光ビジネスにおいて気づいた点を書いていきます。



インドと日本の観光ビジネスの違い

・施設の入場料は有料がスタンダード、かつ追加費用も発生 

インドに行って気づいたことですが、日本は遊園地などを除いて総体的に入場料無料の施設が圧倒的に多いと感じました。インドでは、施設の入場は有料が一般的でした。


タージ・マハルは外国人の入場料 約2500円でした。
タージ・マハルは外国人の入場料 約2500円でした。

有料かつ、外国人の入場料は高く設定されていたり、スマホやカメラの持ち込みは別途追加料金、施設の中に入ってからさらに追加料金を払って入る空間もありました。


逆に、ガンジス川の火葬場(バラナシ)にある展望台では、無料で見学できるけど見学のあとに寄付を促すという場面もありました。


バラナシ(ダシャーシュワメード・ガート) ※火葬場は撮影禁止エリア
バラナシ(ダシャーシュワメード・ガート) ※火葬場は撮影禁止エリア

コルカタにあるカーリー女神寺院では、入場は無料ですが、神に捧げる儀式があり、その儀式(体験)に対してお金を払うといった形でした。※日本でも、お祓いなど体験にお金を払うパターンが多いと思います。


カーリー女神寺院 ヤギの生贄の儀式が毎日行われる
カーリー女神寺院 ヤギの生贄の儀式が毎日行われる

 

・厳重なセキュリティチェック 

人気の観光施設では厳重なセキュリティチェックがあります。これは飛行機の保安検査のようなものとほぼ同じで、金属探知機的なゲートをくぐり、且つ、ボディチェックなどもありました。大きめの観光施設になると、荷物をロッカーに入れないと入れない、といったこともあります。電車の乗り降りのために駅の改札を通る場合も、金属探知機的なゲートをくぐります。



入場が手間な部分はありますが、安心して観覧できるメリットもあります。また、一度犯罪など何かあった場合、イメージよって観光客が減少してしまいますので良い対策だと思います。


 

その他、おそらく宗教的な理由で、土足禁止などの施設は多かったです。

(その場合、靴を預けたり、近くに置いておく)


 

・お金への意識 

インドは「観光客を捕まえる」「お客に迫る」という意識が半端ないです。これは周りにどう思われるかよりも、今日生きることのほうが優先だからですね。

 


観光施設の最寄り駅で降りると、何人ものオートリキシャ(三輪タクシー)の運転手が、俺の車に乗れ、いくらなら乗るかと声をかけて追いかけてきます。

 


これを肯定するつもりはないですが、しかしながら、インドに行くと、いかに日本が大人しいか、大人しすぎるか、日本のインバウンドビジネスがお金を得ようとしないこと=美徳 になってしまっているかに気づかされます。


 

最後に 

観光客は、観光している際、「その地域にお金を払いたい」と思っています。昨年、天草に行った時に思ったのですが、ロケーションは最高だったのに、買いたいお土産がなかったということもありました。


 

お金を払うことは思い出の一つ、お金を払うことで非日常の体験が記憶に残ります。



賽銭箱が置いてあって、買いたい人はおみくじ買ってね、という待ちのスタンスではなく、「ビジネスの視点でキャッシュポイントを考えること」にもっと積極的になっても良いのではないでしょうか。


 

今日は、「インドと日本の観光ビジネスの違い、気づいたこと」についてブログをお送りしました。参考になったら幸いです。ではまた☆

 

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