スポンサー契約のキャンセル対策・対処法、キャンセル事例

今日は、「スポンサー契約のキャンセル対策と対処法、キャンセルになってしまった事例」このテーマでお送りします。



今回のブログは、広告ビジネスを始めて5年以内の方や、広告ビジネスに関わっているけど広告代理店などの会社に属した経験がない方に向けて、お送りしています。



今回ご紹介する「スポンサー契約のキャンセルを防ぐ対応策と対処法、事例紹介」を学ぶことで、契約キャンセルを未然に防ぐことが出来るとともに、何かあった時の選択肢の幅として余裕を持てると思います。最後までご覧くださいね。

※あくまで私個人の考えなので正解不正解ではなく参考としてご覧下さい。



目次



1、広告契約のキャンセルを防ぐ対応策

2、契約キャンセルにならないための対処法(調整)

3、キャンセルを防げなかった事例



僕は、広告代理業に15年以上、年間2億前後の案件に携わってきたので、ありとあらゆる広告案件、状況を経験しています。その中で、キャンセルになりそうになったこともありますし、キャンセルになってしまった例もあります。今回は事例も含め、キャンセルを防ぐ対処法をご紹介していきます。



1、広告契約のキャンセルを防ぐ対応策


私は、広告契約をいただく際は、必ず発注書を交わしています。これはどんな内容だろうと、必ず発注書をいただいています。僕は以前、松下電器さんの広告制作を手掛ける広告制作会社で働いていたのですが、松下電器さんは業者に仕事を依頼する際は、必ず発注書を交わすというルールを持っていたので毎回発注書を交わしていました。



発注書とは、


「いつ」「だれが(依頼する会社・人)」「だれに(依頼される会社・人)」「何を(内容)」「いくらで(金額)」「支払うか(支払日)」



を明記したペラ1枚の紙で、これに、依頼する会社(クライアント)の社判をいただきます。見た目は、見積書のようなものです。



これをなぜ交わすかというと、依頼する側も、決められた内容を途中で変えられては困りますし、依頼される側も、発注後に金額内であれもやってよ、とか言われても困りますよね。



また、「社判を押してもらう」という行為に意味があると感じています。「社判を押してもらう」ということは、担当1人の判断で勝手に押せるものではないですし、経理の方や、上司、社長など、「担当以外の人とも共有した上での決定」という証拠になるので重みがあります。



僕は発注書には必ず、


「発注後のキャンセル、変更は出来かねます」


という一文を入れています。



※会社に所属していた際は、金額の規模が大きいものだけ発注書を交わしていました。新規の取引や、金額が大きい場合は発注書を交わすことをオススメします。



2、契約キャンセルにならないための対処法(調整)


次に、契約キャンセルにならないための対処法についてです。契約していただいた内容がどうしても実施できないという場合もありますよね。その場合、どのように調整していけばよいかをお伝えします。主に、3つ考えがあります。


仮に、4567月に毎月1回イベントを開催する という契約を交わしていたとします。しかしある理由で67月が実施できなくなってしまった。



延期する


これは誰もが考えると思いますが、67月で実施出来ない代わりに、他の月(例えば89月)に実施する というものです。


量を増やす


これは、6月で1回、7月で1回のイベントが実施出来ない代わりに、45月で2回ずつ実施することで、全体としてイベントを4回実施するので、実質同じと考えてもらう というものです。①②いずれも、やや強引ですよね。


他のサービスで補う


6月で1回、7月で1回のイベントを実施出来ない代わりに、例えば、あなたがwebサイトやSNSのアカウントを持っていて、アクセスやフォロワーが多いなら、そこでバナーを掲出したり、記事を制作したり。もしくは、他の会場でできないか、オンラインで補えないか、といったことを考えます。


これらは「本来の目的を他の方法で達成に近づけられる」というものがあれば補えると思います。いずれにせよ、クライアント側からすると、本来の内容を実施できなかったことになるので、手厚くフォローすべきです。



例えば僕だったら、


6月・7月の各1回のイベントが、89月にすぐ実施できるなら、延期の判断をして、その間(6月・7月)もクライアントの露出につながるフォローもし、「延期したほうがお得になったので良かった」というところにもっていきます。



3、キャンセルを防げなかった事例


広告業界に長くいますが、その中で、以下の2つのケースにおいてはキャンセルを防げなかったのでご紹介させていただきます。


担当者個人の判断で契約を決めてしまった


会社の存続に関わる場合


まず、の「担当者個人の判断で契約を決めてしまった」について。これは、クライアントが会社組織の場合で、その会社のマーケティング担当の方が上司や社長などに相談することなく勝手に契約を決めてしまった場合です。



ある程度の裁量を任されているのでマーケティングの担当をしているとは思いますが、社長がその契約内容を全く知らず、納得いくものではなかったら、「俺は聞いてない」と言われたら終了なので気を付けて下さいね。



その会社との関係性にもよりますが、僕の場合は、既に実施したものについてはお支払いいただきましたが、これから実施するものについては契約が決まっていたものもキャンセルになりました。



次に、の「会社の存続に関わる場合」です。これは契約をキャンセルせざるを得ない、つまり、支払いが出来ない、もしくは実施することでその会社の裁量を超えた大きな負担がかかる と想定される場合です。僕の場合は、あるクライアントさんが会社の存続に関わる危機になり、すべての広告をキャンセルしたいと要望がありました。



この場合もと同じですが、既に実施したものはお支払いただき、これから実施を予定してたものはすべてキャンセルになりました。このように、特定の業者やメディア 1社だけではなく、一律でキャンセルの場合は、納得せざるを得ないと思います。



契約内容の実施・キャンセルについては結局のところ、


「クライアントとの納得できる着地点を見つける」 



これに尽きます。本当にクライアントの会社が危険なときはキャンセルに応じ、次の展開に向けて話し合うことのほうがお互いにとって良い場合もあります。今回の内容が皆さんの活動に何かしらのお役に立てたなら幸いです。



ということで、今日は、「スポンサー契約のキャンセルを防ぐ対応策と対処法、キャンセルになってしまった事例」このテーマで、「契約キャンセルを防ぐ発注書について」「契約内容が変わってしまう場合の調整の仕方、考え方」「キャンセルになってしまった事例」についてお話させていただきました。



本日もありがとうございました。




Masataka Koizumi

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