株式会社エドカ、小泉です。今日は、「初めての映画製作」において、「最初に知っておきたかった想像以上にかかる〇〇費について」、このテーマでお送りします。

簡単に自己紹介
私は2022年に自主制作短編映画「しぬまで」を制作・監督し、下北沢のハーフムーンホールで上映しました。かつてより夢だった映画を制作するにあたり、「ENBUゼミナール」の監督コースに入学し、その授業の一環で初めての映画制作、映画監督を経験しました。想像が形になり、上映会に50人以上の人が集まったことは自信にもなり、貴重な経験になりました。

短編映画「しぬまで」プレスリリース
では本題
◆想像以上にかかった〇〇費とは
想像以上に予算がかかった「ロケ費(撮影する場所)」
私の作品は隣同士(若者とおじいちゃん)のマンション設定で、登場人物はヘビースモーカーでした。2人の部屋以外に、通路、玄関、郵便受け、ベランダを使うシーンもあり、隣同士の部屋で喫煙もできる上で、玄関・通路等も撮影できるマンションが見つからず、大変苦労しました。
実際には、数件あったのですが、マンションの一室ごとではなく、一棟まるごと借り切るとか、地方にある今は使ってない学生寮、などの話になり、脚本的にも予算的にも合いませんでした。
◆初監督作 短編映画「しぬまで」本編18分
隣同士に住む若者と高齢者が、互いの夢を叶えるために手を組む物語
予算に合うロケ場所が見つからなかったため、マンション隣同士の住民設定ではなく、シェアハウスに住む二人の設定に変えることも検討しました。しかし、登場人物のキャラクターも含めて脚本が変わってしまうため、結局、予定通りの脚本で進めました。
で、実際どうしたかというと、喫煙できる隣同士の部屋(マンション)のハードルが高かったため、喫煙部分をフェイクタバコにすることで、予算内でロケ場所を確保することができました。
・フェイクタバコの作り方
元のタバコの葉を取り除いて、パセリの粉を差し込みます。上記の動画ではパセリの粉を入れるために専用のケースを使っています。私はタバコの葉はキリで取り出し、パセリの粉をすくってペーパーに入れる形で手作業で行いました。
◆まとめ
映画製作の上で、「あらすじや着想時点で、予算にはまるロケ場所があるのか、想定しておくと良い」と思います。
◆メイキング映像 短編映画「しぬまで」
短編映画「しぬまで」映画概要ページ
◆終わりに
今日は、「自主制作映画をつくる前に知っておきたかった1つのこと」、このテーマでお送りしました。
短編映画やブランテッドムービーの制作を承ります
株式会社エドカは、短編映画やブランテッドムービーの制作を承っています。映画はPRにおける最上流手段です。映画を通して、企業や商品、地域の価値や魅力を高めることが可能です。さらに、オンラインで映画を観る時代になり、半永久的に歴史の中で繰り返し観てもらえるメリットがあります。
ご希望・ご予算に応じて、映画に必要な俳優や監督、カメラマン等をキャスティングし、コーディネートいたします。ご希望の企業様はお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
Comments